Startup Weekend Osakaに参加し、Lean Startupを初めて考える

投稿者: | 2012年11月20日
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こんにちは、賢次ノ人事の藪ノです。って紹介ややこしいですね、、

かなり前のことになりますが、11月9日(金)~11日(日)までの3日間、Startup Weekend Osakaというイベントにcoachとして参加してきました。賢次ノ人事のファンの人はお気づきだと思いますが、このブログも11月9日を境に更新がストップしています・・・(汗)

そうです、私はベンチャー企業の社長をしていながら、普段はガッツリ土日休むという、周りの新興ベンチャー社長が聞いたら引きそうな規則正しい生活をしているので(苦笑)、このStartup Weekend Osakaで若干リズムを崩し、加えて11月15日から東京入りし、東京オフィスの立上げ準備に奔走したのが、ブログをここまでお休みした理由です。まぁ、つまりは言い訳です。

時間は経ってしまいましたが、Startup Weekend Osakaからはとても素晴らしい気づきを与えて頂いたので、必ず書きたいと思っていました。

Startup Weekendとは?

Startup Weekend Osakaに参加し、Lean Startupを初めて考える

Startup Weekendとは?

StartupWeekendは、金曜日の夜から日曜日にかけて54時間で起業にチームでチャレンジするイベントです。主役はいつかなにかで起業したいと考えている会社員の方やフリーランスの方、すでに起業しているけどもう一度スタートアップしてみたいなと思っている方です。

 

詳しくは、下記URLを参考にしてください。

Startup Weekend Osaka (スタートアップウィークエンド大阪)

特に上記WEBサイトにある、動画やスライドを見ることで、どんなイベントかを詳しく知ることが出来ます。

私は仕事の都合上、2日目と3日目に参加しました。

そこで、恥ずかしながら“Lean Startup”というものを初めて知ることになります。今までも何度か見たことがある言葉でしたが、つづりをよく見ずに、スタートアップを学ぶのかな(それはLearn・・・)、なんて思っていましたが、「リーンスタートアップ」と言い、起業のプロセスのひとつだそうです。

リーンスタートアップは、立ち上げ初期の戦略の誤りを覆すために、まず最初に仮説と検証を繰り返すことによって、起業家のビジネスアイデアを証明する必要があること、イノベーターやアーリーアダプターの中から、製品のエバンジェリスト(自分が信じる技術や製品を熱心に売り込む人)となるべきユーザを獲得することを推奨しています。(Lean Startup Japanより抜粋)

もっと分かりやすく言うと・・・ イベント会場では、

「世の中に存在するある課題において、今は○○という代替手段があるけども、それでは十分に解決できていないので、これをパリっと解決する手段に△△円ならお金を出しても良いよという人を見つけること」だと言っていました。

それがイノベーションの核である可能性が高いので、Startup Weekendでは、実際に54時間でそのビジネスアイデアに賛同した者でメンバーを構成し、街へ出て想定する課題を持つ顧客層に突撃インタビューをしたり、ネットやソーシャルメディアでアンケートを取ってみたりと、そのビジネスアイデア(仮説)の検証を行います。(結構ガチです・・・)

そして、検証が進み、これはいけるぞっとなれば、そのビジネスアイデアのMVP(minimal viable product)と呼ばれるビジネスの最小単位を作り、プレゼンの準備をします。

MVP(minimal viable product)とは?

このMVPという考え方がとても重要で、イノベーションを起こすほとんどのプロダクトは、機能盛り盛りで登場するものではなく、とてもシンプルな単一機能やサービスで市場を席巻していき始めると。

私の個人的な体験でもこれはまさにそうで、我々クックビズサービスも、cook(コックさんの見習い)とbiz(ビジネスシーン=飲食店・職場)とを繋ぐ=+というコンセプトで、cook+bizというサービス名を付けました。この概念は、6年程経過した今も、ほとんどと言っていいほど変化しておらず、これには私自身とても驚いています。

また、創業当時のことを思い出すと、ビジネスアイデアだけで、求人サイトも無ければ事務所も無い状態で、1年以上そのアイデアの検証に費やしています。(2006年10月~2007年11月) この事が、実際に法人化して結果がすぐに出なかった時でも、検証当時のお客様やユーザーの声を頼りに、3期目の黒字化まで何とか集中が切れずに乗り切ることが出来たのかなと、振返って思います。これはまさにMVPでは!?と思いました^^v

MVPについては、Lean Startup Japanの和波氏がイベントで詳細に語ってくれていますので、下記の動画をご覧ください。

MVP(minimal viable product)の解説 〜 Startup Weekend Osaka 〜

話をイベントに戻しますと・・・

2日目のcoach紹介で、coachの皆さんの得意分野は?と突然振られて、“マネジメントとファイナンスです”と真顔で答えましたので(笑)、ほとんどのチームから私に相談はありませんでした(泣) マネジメントに関しては、Startup Weekdendのプログラム内では中心的ではないように感じていたようですし(参加者が)、ファイナンスというところまで話が及んでいたチームも皆無でした。特にファイナンスは(何も出資者を募れと言っている訳ではなく)、どう利益を出すのか?という話に直結しますので、本来はとても重要なのですが、多くのチームがビジネスアイデアの検証や分析、デモの作成に終始していたように見受けられました。

全8組の中で、私なりに少しは関われたかな?と感じていたチームが、全体の2位でフィニッシュしたことはとても嬉しかったです。

そのチームも多分に漏れず、2つのビジネスアイデアのどちらで行くのか?悩みに悩んでいました。

私がアドバイスしたことは、

  1. 自分たちが面白いと思っているものは、果たしてホントに面白いの?(話を聞く限り、面白そうじゃないし、検証インタビューでも芳しくなかったようで…)
  2. この54時間(イベント)で命まで取られる訳じゃないんだから、結果を恐れずやりたい方をやったら?
  3. ビジネスというのは、見た目や初見で面白いからやってても面白いってもんでもなく、実際にビジネスを自分で興し、お客様が一人またひとりと増え感謝される、その過程が一番面白いんだから、あまり表面的な面白さを追い求めないほうがいいよ

と言いました。

その言葉を参考にしたかは分かりませんが、2日目の夜遅く(21時頃?)にようやくビジネスアイデアが決まり、そこからプログラムやデザイン、プレゼン資料を作成し、何とか3日目のプレゼンにこぎ付けたようです。

実は、そこのビジネスアイデアは、それだけではなかなか難しいのですが、今当社で考えている新規事業の一部に非常に有効そうで、超個人的にはこのチームがイベント終了後も存続し、ブラッシュアップを続け、出資や買収が検討できるようなクオリティまで上がってこないかぁなんて思っております。(逆にうちが買収されないように頑張ります!!汗)

まとめ

Lean Startupの起業プロセスを一生知らずして終わる日本人経営者が多い中で、参加者の方々のように創業前後の時点でそのプロセスの全容を体感できるStartup Weekendは非常に優れたイベントであり、是非今回参加しそびれた方も、次回以降参加してみるべしだと素直に思いました。

次回の開催情報は、Startup Weekend Osakaのfacebookページにいいね!していただくと、情報が送られてくるそうです。いいね!まだの人は今すぐ!!

打上げに参加して、起業を考えたり、起業家精神があるビジネスマンと沢山知り合えることも、この54時間のご褒美なんだなと、皆さんの笑顔を見て感じました。

私も同じcoachの皆さんである、山本正喜氏(ChatWork株式会社 専務取締役CTO)、増永玲氏(株式会社 バドーゾ 代表取締役)、魚井幸生氏(株式会社レストレイション 代表取締役)からも本当に刺激を受けたWeekendでした!皆様ありがとうございます&お疲れ様でした!

あぁ、英会話勉強しよ。。

Startup Weekend OSAKA2012プレゼンテーション(UST)

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Startup Weekend OSAKA2012 審査発表(UST)


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