人材エージェントで働くということ

投稿者: | 2013年3月21日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、賢次ノ人事です。

今回は、私なりの「人材エージェントで働くということ」
というテーマでお話したいと思っています。

人材エージェントで働くということ

弊社は主な事業として、人材紹介サービスと求人広告サービスを行っています。
人材紹介サービスは、よく人材派遣と間違われるのですが、
派遣ではなく、主に正社員の方を紹介先の直接雇用で斡旋するサービスです。

派遣とは登録型という意味では同じですが、
雇用関係がどちら側にあるかという点が大きな違いです。

一方、求人広告サービスは、弊社運営の求人サイト「cook+biz」 http://cookbiz.jp/
に広告を掲載して、それを求職者が見てエントリーするというものです。

一番メジャーなのは、リクルートやインデリジェンスが運営するWeb媒体で、
当社は飲食業界特化型という特徴があります。

創業はエージェント業

さて、ここからが本題なのですが、当社の創業はというと、
人材紹介サービスから始まりました。

なので、私の中では「クックビズは人材エージェントからスタートした」
という想いが強いです。

このエージェント業というのがなかなかやっかいで、
ストレートに言うと、“口利き屋”のような商売で、他業種の社長様からは、
「在庫も持たずに人を右から左で気楽な商売だね」
と言われることもあります。

それにムッとしたり、転職支援サービスと言ってみたりした時期もありましたが、
今は素直に、「そうですエージェントです」と言っています。

また、ファイナンスや株価の話をする時にも、
「ただの人材会社ではPERが低いから、飲食業界や食産業にソリューション営業を・・・」
とか、
「ただの人材会社では株価が付かないから、WebサービスやIT企業として・・・」
みたいな話になることもあります。

貴重な指摘であることは重々承知しながらも、
(もちろん既存の事業を軸にどんどん新規事業はやっていきますし、それをしなければ衰退することも認識しています)

「いや!うちは“いち”人材エージェントですからっ!」

と心の中では思っています。

確かに人材サービスは差別化が難しく、どこも似たようなサービスを展開しています。
ノウハウと言ってもそれ自体に価値はあまりなく、乱暴に言うと
リクルートが創った価値観と市場を、その他大勢の会社でこねくり回してるだけです。

しかし、私自身設立から3年位は、いち営業マンとして、いちキャリアアドバイザー
として現場を走り回り、クライアントである飲食店から、求職者から色々なことを学びました。

そしてこの人材エージェントの仕事が好きになりました。

人と企業・店舗を繋ぎ、「紹介してくれてありがとう」
という言葉を頂ければ、全ての苦労が報われる。そんな一瞬のために仕事をするのです。

転職相談に来たときにとても暗い顔だった求職者が、
同じ人かと見間違うほどに生き生きと紹介先の職場で働いているのを見ると、
“この仕事も悪くないなぁ。また今日から頑張ろう”と思うわけです。

もちろん大変なこともあります。

人の心は変わりやすく、転職時は誰しもが不安になり、
新しい職場に馴染めずに挫折する人も見てきました。

週休2日で残業は月10時間程度と聞いていたのに、いざ紹介すると、
月に数日しか休めずに月間労働時間がとんでもないことに…ということもありました。

だから我々もいい加減に対応して良いという訳ではありません。

人材エージェントで働くには、
「顧客やユーザーに裏切られても決して裏切るな」の精神が不可欠なのです。

「ブランドを目指せ」

ある日、有名大手ベンチャーの役員と個人面談の機会を頂いた時に、
「人材サービスの差別化は簡単です。まともな人材会社は皆無だ。
 だから当たり前のことを真摯に愚直にやることで必ずブランドになるよ。」

そこで私自身考えを改めました。

「いい加減なことをされるのは、我々も含め人材エージェントを、
 クライアントや求職者がいい加減だと思っているからだ。
 だったら自分たちが当たり前のことをどこよりも高品質でやり続けるしかない」

これは何も営業やキャリアアドバイザー等、
クライアントや求職者と直接対峙する者だけが志せばいいことではありません。
全スタッフが同じ意識を持ち、行動に移さないと、
決してクックビズがブランドになることはあり得ないのです。

一本の電話、一通のメール、一人の来客。
それらひとつひとつに適度な緊張と真摯な姿勢で臨めているのか?
それらひとつひとつの対応で顧客を感動させることができるのか?
常に自らを監視する必要があります。

人は自分にはとことん甘い。
だからこそ、自らの考え方と行動を変えるだけで、
自身が抱えている課題のほぼ全てが解決するのです。

それを企業理念にも込めています。

クックビズ 企業理念
「自ら学び、成長する喜びを感じ、
 人と組織の成長支援を通じて社会の持続的な発展に貢献する」

人材エージェントの仕事は、人と組織を繋ぎ、両者の成長を支援することです。
その為には、顧客から常に自分たちが見られていることを肝に命ずることです。

人は頑張っていない人に頑張れと言われるほど嫌なものはありません。
人は人が頑張る姿を見て感動し影響を受け、自分もまた頑張ろうと思うのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください