部署や事業部を超えてのディスカッションの重要性について

投稿者: | 2015年2月19日
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こんにちは、賢次ノ人事の藪ノです。

以前ブログでもご紹介しましたが、昨年の5月ごろからグループミーティングという名の、少数(5~7名)の社長座談会を月1開催しておりまして、全社員、パート/アルバイト参加なのですが、今月になって少し仕様を変更しました。


今まで主に部署で固まって行っていたのですが、やはり議論の幅が自分たちの視点に偏りすぎるよねってことと、開発部が10名になり1グループでやるには多すぎるよねってことで、誰が言い出しっぺかは忘れましたが編成を見直し、部署をシャッフルしてみました。

まだ数回しか行っていませんが、割と好評な感じがします。特に、開発部は他部署がどのような業務で困っているのかの理解に繋がるようで、各部署の課題を興味深く聞いているようです。特にマネジメント経験の浅いマネージャーの部署は結構不便や不満を感じつつ日々の業務に追われている様子がありありと伝わってきて、聞いてるとなかなかヒリヒリします。

現状の課題をメンバーもおそらくマネージャーも認識はしているものの、立ち止まって、棚卸しや整理ができていないため、課題に対しての優先順位が付けれずに、半年前、1年前にぼやいていたことを、今もなお放置されており、サービス品質の向上や業務の標準化を妨げています。

こういう部署の言い訳は決まってこんな感じです。「ひとまず、今カツカツなんで人員補充しないと・・」これは半分正解でもあり、半分はそうでないことが多いです。「明日やろうは馬鹿野郎」で、今すぐに手を付けれなくても、せめて半期の見通しを立て、着実に改善する姿勢を見せるのがリーダーの務めであります。

また、このような業務課題は、原因を辿ると部署をまたいでいるケースが多く、そのように現場を回すのに必死なマネージャーが部署間のコンセンサスを取ることなど到底できず、課題が硬直化するのです。
グループミーティングはこのような組織の状態を可視化するとても良い機会となります。それは社長が知るということもそうですが、異なる部署の話を聞くことで、別視点で見るとその解決につながるヒントが見つかったり、「あの部署はそういうことで困ってるんだなぁ。私に何かできるかしら」と考えることで、初めて会社や自身の仕事を客観的に見ることができるのです。幸い、クックビズには良いヤツが多いので、少々他力本願ではありますが、思わぬところからサポートの手が伸びるのかも知れません。

特効薬としては、自分の部署に自分より優秀な人材を入れることです。その人物が鳥の目を持っていれば、自分ならどうしようもない硬直化した課題も、するりと解決することができます。私自身もそのように解決してきたことが過去多いですが、これは強力なブーメランです。自分が部下の手柄にあぐらをかいて、成長する姿勢と行動を止めた時、チームは自分をすでに見ていなかった・・ということになりかねません。

グループミーティングで、するどい質問をしてくる人もいます。昨日は、「藪ノさんの今の課題って何なんですか?」と最近入社したフランス人のエンジニアが聞いてくれました。こういう質問は日本人は思っていてもなかなか口に出すことができない人が多いです。

私は、組織が30人の1年前と、65人の今とでは組織は随分見えにくくなった。個々が何をしているのかは見えにくく、新しいプロジェクトや既存業務の改善が高速で進んでいるので、自分のビジョンや思想とずれていた時、何てフィードバックしたらいいのかと思うとね・・と正直に話しました。

彼はそれに対し、社長はビジョンを発信し、僕らはそれを実行するべく日々仕事をする、でもそれがマッチしているかはとても大事。どうしたらいいと思いますか?と。

これはなかなか難しい問題です。すべてのプロジェクトに首をつっこむのは簡単だが、それは持続性に乏しく、ただの野次馬になるでしょう。この辺りでディスカッションはタイムアップとなったが、その後も少し考えてみて自分なりの答えを出してみました。

やはり自分が降りていくのはあまり得策ではありません。じゃあどうするかというと、やはり役員や執行役員/事業責任者がその間を取り持つべきです。そういえば、おさむさん(メディアの責任者)と面接した時、「自分に事業部を任せてくれるならJOINする」と交わした約束を思い出しました。メディアはもう20人ほどの組織となりますが、ある一人に、「おさむさんって俺の思想を理解してマネージしていると思う?」と聞くと、答えはYESでした。

取締役である生田も、ずば抜けて職務執行能力が高く、もう4年以上の付き合いです。やはり社内で随一にビジョン、ミッションの理解が進んでいます。しかも役員になってからの成長は凄まじいと感じています。結局のところ、人数が増えてくるとチーム経営に移行していくという話でオチはあまりないのですが・・

マーケティング的に言うと、マーケットインは現場がガリガリ行う。でも経営者はプロダクトアウト的な視点を無くしてはならないということでしょうか。

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